2011年1月22日土曜日

サビで盛り上がらない

ボカロ曲の構成を考えてます。
サビでの盛り上げ方、楽器の増やし方を考えてみます。

題材

バンドスコア CHARA ベストコレクション (BAND SCORE)
バンドスコア CHARA ベストコレクション (BAND SCORE)
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高校の頃買ったバンドスコア。
今、ちょっとだけ高値がついてる。

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☆あたしはここよ



イントロ
ギター・・・オーソドックスでルートを含むボイシングでバッキング
シロフォン・・・単音でサビと同じメロ
オルガン・・・ルートを含む白玉系。音量小さめ。
ベース
ドラム

Aメロ
シロフォン、オルガン抜き
クリーンギターのリード・・・単音で効果音的


サビ
クリーンギター・・・ちょっと凝ったオブリ
シンセ・・・裏メロ。ボーカルと同じ音域で、けっこう動く

Aメロ
オルガン・・・音量変わらず、ボイシングが少し変わる。ちょっと高め。

サビ
ほぼ同じ。ボーカルパートが増えスキャットでオブリをいれている。

ブリッジ
シンセ抜き
ベース・・・高音のメロでちょっと斬り込んでくる。
クリーンギター・・・効果音
オルガン・・・白玉系。高音。
ハープシコードとストリングス・・・クラシック風のサンプリングフレーズ??

ギターソロ・・・ディストーション

ブリッジ
オルガン音数多めに。
ハープシコードとストリングスフレーズは健在。
ベルとシロフォンが登場

スキャット
序盤、ピアノ、エレピのみ
ピアノ・・・バッキング
エレピ・・・小さい音量で味付け
ベース、オルガン、シンセ(効果音)の順に重なる
バンドサウンドに戻る

オルガンバッキング、エレピバッキング、シロフォン単音、シンセリード裏メロが重なる。
シンセ裏メロが健在のままでオルガンが暴れてそろに発展して終わる。

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この曲もtei towaだったんですね。知らなかった・・・。
そしてすごいのが、最後のスキャット部以外すべて、
DM7 C#7(-9) F#m7 F#m7(onE)の循環だけで作られている。
F#m7(onE)とかオンコードの解釈ってまだよくわからないのですが、
Eに対してF#m7の構成音が9th、11th、13thとなってるっぽい。なるほど。
終始この循環でも、楽器の抜き差しやアレンジの工夫で素晴らしい展開を作っている。
そしてサビの裏メロが絶妙に歌とケンカしない・・・。

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